WS版仙界伝弐とは?
タイトル | 仙界伝弐~TVアニメーション仙界伝封神演義より~ |
ハード | ワンダースワンカラー(WSC) ※ワンダースワン(WS)、スワンクリスタル(SC)でもプレイ可 |
発売日 | 2000年12月21日 |
発売元 | バンダイ |
「仙界伝弐」は、1996年~2000年に週刊少年ジャンプで連載されていた漫画版「封神演義」(作:藤崎竜)のRPGです。
1999年に同名のアニメが放映されており、ゲームタイトルこそ「~TVアニメーション仙界伝封神演義より~」とアニメ版を元にしたような名称ですが、アニメ仕様なのはパッケージ絵のみ。中身は漫画版に忠実な作りでグラフィックもフジリュー絵がドット絵でしっかり再現されています。
個人的な感想を一言で言うと
「封神好きスタッフが愛情込めて作ってくれた(と思われる)ファンのためのゲーム」
システム面ではコンパクトにまとまったごく普通のRPGなんですがストーリーやキャラクター関連が濃い!原作を相当読み込んでいないとここまでのものは作れないだろうと思うほど細かい所までとても丁寧に作りこまれていて、制作スタッフの気合と愛情を感じます。
原作の世界観やキャラクターのイメージはそのままにゲームオリジナル部分がうまく溶け込んでいて封神ファンにはかなりお勧めですので、まだやったことないという方はぜひ一度遊んでみて下さい。できれば1周目は攻略情報を一切見ずにプレイして展開に一喜一憂しながら。
前作「仙界伝」の主人公も出てきますので、先に「仙界伝」をプレイしてからの方がわかりやすいと思います。
あらすじ
原作終了から数年後のオリジナルストーリーです。 主人公は成長して周の将軍になっている黄天祥。人間界で悪事を働く妖怪を退治していた天祥の元に、ある日懐かしい人が現れます。その後ある事件をきっかけに神界に異常が起こり、天祥は仲間達の力を借りて事態の解決に向かいます…。
おすすめポイント・いまいちポイント
おすすめポイント
- 原作に忠実な世界観と美麗なドット絵(弐はカラーになった)
- 原作をいい感じに補完するエピソード満載。しかも結構感動的。
- 3人パーティになり仲間にできるキャラクターも前作より増えた
- マルチエンディングになった(ゲーム中の選択肢の選び方により2種類)
- 仲間を連れ歩いて友好度を上げると見られるイベントが全キャラにある
- 2回目以降のクリア時には友好度MAX値の仲間との会話イベントが見られる
いまいちポイント
- ラスボスの扱いには賛否両論…?
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