特技習得・雷震子[仙界伝]

武器Lv2

雲中子:
やぁ、雷震子おかえり
雷震子:
おぅ、帰ったぜ
雲中子:
ゆっくりしていきたまえ。呂雄君もどうぞ
雷震子:
いつも来馴れてるのに何か変な感じがするな
雲中子:
そんな事ないさ。ゆっくり休みたまえ
雲中子:
ふふふふ
雷震子:
!!!!!!!!せっ、背中の羽が!でかくなってる!!!!
雲中子てめぇ!寝てるすきに、人の背中いじくりやがったな!!
雲中子:
そう怒るな。実験は成功したのだ
呂雄:
オレは…無事か
雲中子:
何?キミも改造して欲しかったかい?
呂雄:
いっ、いらねえ!行くぞ、雷震子
雷震子:
俺の羽がぁぁぁ…

武器Lv3

雲中子:
やぁ、雷震子おかえり
雷震子:
おぅ、帰ったぜ
雲中子:
ゆっくりして行きたまえ。呂雄君もどうぞ
雷震子:
また改造するんじゃねぇか?
雲中子:
そんな事ないさ。ゆっくり休みたまえ
雲中子:
ふふふふ
雷震子:
!!!!!!!!せっ、背中の羽が!6枚に!!!!
雲中子てめぇ!また人の背中いじくりやがったな!!
呂雄:
俺は無事か……
雲中子:
あ、そうだ。キミも改造しておいたよ
呂雄:
なあっ!?
雲中子:
うそ、うそ
呂雄:
改造されないうちにさよならっ

武器Lv4

雲中子:
やぁ、雷震子おかえり
雲中子:
おや、疑ってるね?今日は泊めないよ。まぁ、お茶でも入れよう
雷震子:
雲中子の出すものは口にしねぇぞ
呂雄:
そこまで邪険にしなくても…
雲中子:
そうそうまぁゆっくり…おおっとつまずいた
呂雄:
お茶が…
雷震子:
ん!あちちち、あちあち!!
雲中子:
成功のようだね
呂雄:
!!雷震子!羽が…
雷震子:
ん…?ぎゃあああっ!またでかく!!
雲中子:
ここにある材料ではここまでしか出来ないんだ。後は、修行してくれ
雷震子:
あ~の~な~
呂雄:
雷震子の負けだな。行こうぜ
雷震子:
おぼえてろぉぉ

雷電蹴撃

雷震子:
ん?本が落ちてるぞ
呂雄:
こいつはマンガってヤツだな
雷震子:
ふーんへぇほーぉお
呂雄:
面白えか?
雷震子:
俺の未完成の技雷電蹴撃が解説されてるぜ
呂雄:
なぜにマンガに?で、そいつを読めば技をモノにできるのか?
雷震子:
あぁ、何とかなりそうだ。この岩で練習してみるか
雷震子:
まずは……空高くジャンプ!!
呂雄:
おおっ!
雷震子:
自分で稲妻をまとって……急降下!!
呂雄:
おおおっ!!
雷震子:
そして敵を蹴る瞬間に足を伸ばして跳ね返るっ!
呂雄:
岩が…割れたっ!
雷震子:
完成でぃっ!マンガってすげぇな!もっと落ちてねぇか?
呂雄:
おいおい

無限の天

雷震子:
おぅ、呂雄、ちょっと付き合ってくれよ
呂雄:
何だ?
雷震子:
いいから来いよ
呂雄:
お、懐かしいねえ!ここでオメエを、姫昌から預かったんだよなぁ
雷震子:
あぁおぼろげだけど俺も覚えてるぜ。…なぁ
呂雄:
ん?
雷震子:
親父、俺をお前に預ける時何か言ってなかったか?
呂雄:
ウーム…ああ、オメエが崑崙に行ったら幸せになれるかって聞かれたぜ?
雷震子:
親父…親父を助けるために修行したのに、オレ、間に合わなかった…
これじゃあ何のための力なのか…
呂雄:
ホントだよな、姫昌は放っといても西岐に戻って来たし、
その後も姫昌が死ぬまで、大した活躍してねえしな、オメエ
雷震子:
そっ、そこまで言う事はねえだろォ!?
呂雄:
だがよ、姫昌の役に立ちたいってのは、まだ手遅れじゃねえさ
雷震子:
え?
呂雄:
姫昌は、西岐の人間を守るために、朝歌に逆らう事にしたんだぜ?
その西岐をオメエが守ったとなりゃあ、あの世の姫昌も大喜びだ。
親の意志を子が引き継ぐってのは、何よりの親孝行だと思うぜ
雷震子:
親父の意志を引き継ぐ、か…気に入ったぜ!
オレは西岐を守る!でもって冥土の親父を喜ばす!

雷震子は気の迷いを吹っ切った。


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