真実の姿
- 楊ゼン:
- 玉鼎真人師匠
- 玉鼎:
- 楊ゼンか
- 楊ゼン:
- 少しお時間を頂けますか?
- 玉鼎:
- ああ、構わない
- 楊ゼン:
- 天祥くん。ちょっとここで待ってて
- 黄天祥:
- あ、うん
- 玉鼎:
- で、どうした楊ゼン?
- 楊ゼン:
- 師匠に謝りたかったのです
- 玉鼎:
- 仙界大戦のことか。あれは、やむを得ない事だった。
おまえが気に病む必要はない - 楊ゼン:
- 師匠は、師であり私の育ての親です。
親が死んで気に病まない子はいません - 玉鼎:
- あれは…私の力不足だ。
おまえが気に病んでいるのならそれは私のせいだ - 楊ゼン:
- 僕が…あそこで本当の姿を晒していれば…
師匠は死なずに済んだのです - 玉鼎:
- 本当の姿か…そう思うのなら今後悔いを残さなければいい。
全ては失敗を重ねて成長するのだ - 楊ゼン:
- 失敗だと思えと?
- 玉鼎:
- 失敗には取り返しの付かないものもある。後悔と、失敗の無い者は成長しない。
失って初めて気が付くものがあるようにな - 楊ゼン:
- ……
- 玉鼎:
- おまえは、その才能ゆえに私の出した課題も失敗することなくこなした。
おまえの心への負担が大きいのは初めての失敗が大きかったに過ぎない - 楊ゼン:
- そう…かもしれませんね
- 玉鼎:
- 今のおまえには新たな守るべき友なり仲間なりがいるはずだ。
それを守るときにしっかり全力を出せばいい - 楊ゼン:
- はい…師匠…
- 玉鼎:
- なんだ?
- 楊ゼン:
- ご指導…ありがとうございます
楊ゼンは『真実の姿』を開放した
- 楊ゼン:
- 天祥くんお待たせしたね。さぁ、いこう
- 黄天祥:
- あ、うん
六魂幡
- 通天教主:
- ……
- 楊ゼン:
- 父上!
- 黄天祥:
- この人が楊ゼンさんのお父さん?
- 楊ゼン:
- そう、崑崙のライバルであった金ゴウの教主でもある
- 通天教主:
- …必ずや崑崙を…うち倒すのだ…
- 楊ゼン:
- 父上?
- 通天教主:
- 覚悟せよ…崑崙の道士達よ…
- 楊ゼン:
- 正気じゃない!?
- 黄天祥:
- まずいっ!ヤル気だ!
- 楊ゼン:
- ダメだ!攻撃しないでくれ!ここは僕にまかせて…
楊ゼンVS通天教主(イベントバトル)
- 楊ゼン:
- ……
- 通天教主:
- 楊ゼン 妲己 王エキ 聞仲 楊ゼン 金ゴウ
崑崙 元始 楊ゼン…ようぜ… …ようぜ… あああああああっ!!!! - 黄天祥:
- 楊ゼンさん!死んじゃうよ!
- 楊ゼン:
- 大丈夫だよ…天祥くん。あの時と同じだ。最後に自分を取り戻した仙界大戦の時と…
- 通天教主:
- 楊…ゼン…我が息子
- 楊ゼン:
- 父上…正気に戻られたのですか?
- 通天教主:
- 楊ゼン お前が、何故私の前に?何故、私に体が有るのだ?
私は…何を?ここはどこだ? - 楊ゼン:
- ここは封神台の中です
- 通天教主:
- そうか…最後に妲己と会った後何も覚えていない…今、何がおこっているのだ
- 楊ゼン:
- 神界が消滅したのです。今、僕達はその再構築のために妲己一味と交戦中ですが
- 通天教主:
- そうか…相手は、やはり妲己か…ならば力が必要だろう。
楊ゼン、これを持っていくがいい - 楊ゼン:
- これは…六魂幡?僕が封印したはず…
- 通天教主:
- スーパー宝貝は意志を持っている。復活した私の生気を辿ってここへ来たのだろう
- 楊ゼン:
- よろしいのですか?
- 通天教主:
- うむ、私の力が衰えているのはわかっただろう。
私が出ていっても力になれまい。お前が使うのだ。 - 楊ゼン:
- 頂戴します、父上…では…
- 通天教主:
- ……
- 通天教主:
- 楊ゼン!
- 楊ゼン:
- はい?
- 通天教主:
- しっかり…やるのだぞ
- 楊ゼン:
- …はい、父上
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